九州旅行 in熊本 その2|阿蘇中岳火口の噴気と岩肌、2025年2月の見学記
2025年2月23日。九重“夢”大吊橋の次は、熊本県の阿蘇中岳火口へ。白い噴気と岩の層、火口規制の案内や退避壕を写真に残しました。
初めての阿蘇山。タイミングが良かったのか悪かったのか、野焼きの後で草地は丸焼けでしたw
阿蘇では、草原を守るために春先に野焼きが行われています。阿蘇市の野焼きの案内


阿蘇の真ん中にある中岳
阿蘇というと大きな山をひとつ思い浮かべますが、広いカルデラの内側には、いくつもの火山があります。中岳は、そのほぼ中央にある山。周囲の草地と、火口近くの岩がむき出しになった景色は、同じ阿蘇でもずいぶん違います。
道沿いには、火口規制の案内板がありました。火口へ行けるかどうかは、火山の活動や火山ガス、天候などによって変わります。観光地ではあるけれど、相手は今も活動している火山。いつでも同じ場所まで行けるわけではないんですね。



火口の近くは、灰色の世界
火口に近づいた写真では、草地が減り、灰色や茶色の岩肌が広がっています。奥からは白い噴気。この一帯だけを見ると、さっきの草地とは別の場所のようです。

現地には、火山ガスの濃度を色で知らせる案内板や、コンクリートの退避壕もありました。火口の景色と一緒に、こうした設備も目に入ります。
火口見学は、晴れていれば大丈夫というものでもありません。風向きによってガスが見学場所へ流れることもあるため、現地の放送や係員の案内が大切です。


白い噴気の向こうに見える岩の層
こちらは、白い噴気に覆われた火口。写真でも、見えている部分と隠れている部分があります。

中岳の火口は、北から南へ七つ並ぶ複合火口になっているそうです。ひとつの大きな穴、というだけではないんですね。長い活動の中で、噴火する場所も移り変わってきたと紹介されています。
見える岩壁には、色や厚さの違う層が重なっています。白い噴気に目が向きますが、見えている周りの岩肌にも、火山がつくってきた景色が残っています。


溶岩に見えて、アグルチネート
最後は、現地にあった岩石の解説板。「アグルチネート」という名前が出てきます。なかなか聞き慣れない名前ですw
これは、噴き出したマグマのしぶきが積み重なり、熱いうちにくっついて固まったもの。流れてきた溶岩が固まるのとは、でき方が違います。同じように見える岩でも、流れたものなのか、飛び散って積もったものなのか。説明があると、見るところが少し増えますね。

※写真は2025年2月23日の見学時のものです。見学できる範囲は変わるため、訪れる際は最新の火口規制情報と見学時の注意事項をご確認ください。
【2026年10月19日(日本時間)確認】現在は噴火警戒レベル2で、火口から概ね1km以内は立入禁止です。訪問前に公式の火口規制情報をご確認ください。